【しめ縄・わら細工】意味&飾る場所|部屋に飾りたくなるおしゃれ作品
しめ縄飾りのマナーって案外知らないな…と感じた私。
今年ずっと欲しかった「わら細工」の作品を購入できたのをきっかけに、
ちゃんと知っておきたいなと思い調べてみました。
2023年も暮れですね。
このブログを読みに来てくださった皆様が良い年が迎えられますように。
後半では「わら細工」の魅力についてもお伝えしております。ぜひ最後までお楽しみください。
わら細工としめ縄の違い
『しめ縄』は『わら細工』の中のひとつです。
『わら細工』は米を収穫し終わった藁(ワラ)を編んだり織ったりして加工したもの。
しめ縄を含む生活用具(なべ敷やカゴ)などを指します。
主に農家さんが閑散期に制作してきたものですが、
片手間というレベルではない素晴らしい作品がたくさんあります。
しめ縄の意味やマナー
お正月飾りの一つとして認識はしていても具体的な意味を知らなかったりしますよね。
しめ縄飾りの意味から知っておきたいマナーまで解説します。
しめ縄を飾る意味とは
しめ縄は年神様を迎えるために飾るものです。
神様の神聖な領域である『常世(とこよ)』と私たちの住む『現世(うつしよ)』
を隔てる境界となるもので、不浄なものからご神体を守るとされています。
しめ縄はいつ飾る?いつまで飾る?
年末年始によく見かけるけど「いつから」「いつまで」と気にしたことがなかった…
「出遅れた」「まだ飾りっぱなし」なんてことにならないように知っておきましょう。
いつから飾る
12月13日以降に飾りましょう。
「すす払いの日」「正月事始め」の日である13日以降であればいつでも大丈夫です。
ただしこの2日は避けた方が良いとされています。
- 12月29日 「二重苦」と掛かる日
- 12月31日 「一夜限り」の縁起の悪い日
クリスマスシーズンを終えて飾るという場合は、28日がおすすめです。
八がつくので「末広がり」で縁起が良いとされています。
難しかったら30日に出すのが良いで
いつまで飾る
「松の内(1/1〜)」と呼ばれる期間が過ぎれば片付けます。
松の内の期間は地方によって異なりますが大体下記のどちらかです。
- 1月7日 東北・関東・九州など
- 1月15日 関西地方など
七草粥を食べる7日までという認識が一般的になりつつありますが、
地域の風習に合わせておくと良いでしょう。
しめ縄を飾る場所
- 神棚(おうちにあれば)
- 玄関
神棚があれば必ず飾りましょう。そして玄関(門)です。
玄関に飾るのは年神様を迎える準備ができていると示すとともに、
不浄なものが入らないようにする結界の役割を果たします。
玄関の軒下や玄関ドアなどの高い位置に置きましょう。
神社の鳥居と同じように、しめ縄の下をくぐることで神域に入るという意味も持ちます。
マンションで外側に付けるのが難しかったら内側でもOK
しめ縄の処分方法|ベストは『どんど焼き』
処分の仕方は2通りです。
- どんど焼きに持っていく
- 燃えるゴミに出す
できれば『どんど焼き』が良いですが、難しい場合も多々あるので、
燃えるゴミで出す際にも気持ちよく処分する方法もお伝えします。
どんど焼き
『どんど焼き』とは神社などで正月飾りや古いお札をお焚き上げする火祭りのこと。
毎年小正月の1/15(あたり)に行われます。
役目を終えたしめ縄は神社や地域で行う『どんど焼き』に持っていくのが望ましいです。
燃えるゴミ
『どんど焼き』が難しい場合は『燃えるゴミ』として処分します。
神聖なものなので気が引けてしまう方もいらっしゃるでしょう。
捨てる際は袋を分けたり紙に包むなどして、
他のゴミと一緒にならないようにすると気持ちも楽です。
塩や清酒で清めるのもおすすめ
不幸があった年にしめ縄を飾ってもいいの?
喪中はしめ縄を飾りません。
お正月は「慶事」のため、しめ縄だけでなく門松などの正月飾りを出さないのが一般的です。
しめ縄をAmazonや楽天でも買えるのか
ネットショップでも購入できるものがたくさんあります。
おしゃれなデザインのものが増えてきているので選ぶ楽しみもありますね。
贈り物にも最適です。
わら細工たくぼ
私が数年前から欲しいと思っていた『わら細工たくぼ』さんの作品。
たくぼさんを知ったのは2021年の暮だったと記憶しています。
百貨店内のショップで見かけて、ちょっと考えようと他の店舗に行っている間に、
瞬く間に売れてしまっていました。その後ネットで探すもどこも「売り切れ」。
22年も出遅れてしまい、やっと今年購入できました。
ゆっくりしてるとすぐ売り切れちゃう
亀は自分用、リースはプレゼント用に買った
お部屋に飾っても◎お祝いのわら細工
私が購入したのは【祝亀】小サイズ。
「長寿と一歩一歩あゆみを進める継続の象徴」との説明がされています。
私は見た目の美しさに惚れ込んで購入したのですが、
仕事を続ける励みにしようとデスクから見える位置に飾ることにしました。
長寿だけでなく様々なお祝いのプレゼントにも最適ですね。
手作りの温かみと丁寧な編み目から伝わるもの
ほんとに見るほど美しく編まれており、尻尾の稲穂も豊かな実りを感じさせます。
このデザインに惚れて色々と探しましたが、ここまで編み目や使われている稲が美しく、
手足の長さを含む全体のバランスが取れたものはないと感じました。
温かみを感じさせつつも洗練された技が光る作品です。
大きな稲穂のしっぽが可愛い!
リースの小亀ちゃんのしっぽはお米の色が違うのも素敵
ぴかぴかツヤツヤしててキレイ〜
経年変化を楽しむ
今はまだ青々としている藁も時が経てば黄色くなっていくでしょう。
稲穂も変色がみられると思います。
そんな自然な変化も愛でていきたいと思います。また買い替えの際には記事を書きますね。
取り扱いショップ
私が惚れた『わら細工たくぼ』さんを取り扱っているショップ。
気になる方もいると思おうのでご紹介しておきますね。
- わら細工たくぼ
【公式オンラインショップ】へ - 生活購買店reed
『わら細工たくぼ』のページへ - くらしのギャラリー
『わら細工たくぼ』のページへ - FAVOR
『わら細工たくぼ』のページへ - カゴアミドリ
『わら細工たくぼ』のページへ - うつわ暮らしの道具テクラ
『わら細工たくぼ』のページへ
まとめ|しめ縄はお正月に・わら細工は通年楽しんで
お正月飾りの『しめ縄』と『わら細工』ちょっとおうちに取り入れてみたくなりましたか?
日本の文化と職人さんの技術が次の世代にも大切にしてもらえるように、
みなさんの日常に取り入れてもらえると嬉しいです。
わら細工は通年楽しめる上、お手頃価格なのでおすすめです。