Wi-Fiが不安定&切れる|ルーターの寿命や買い替え時期と選び方
ネットの調子が悪いと感じてなんとなく調べたルーターの寿命。
まさかWi-Fiルーターがネット環境を悪くしていたとは…
ネットの回線などの知識はほぼ0(ゼロ)な筆者が買い替えに選んだルーターと、
最低限のWi-Fiルーター選びの基礎知識を解説します。
大切なのは、
使う場所の広さ(間取り) & 接続台数 & 最大通信速度
判断基準を知って、最適なWi-Fiルーターを選びましょう。
前に買った時も調べたはずやけど覚えてないもんやな〜
- ルーターの買い替え時期が知りたい
- Wi-Fiの調子が悪い気がする
- ルーターの選び方がわからない
Wi-Fiルーターが繋がらない?寿命のサインとは
わが家のネットはプチプチ切れがち。
建物が古いのでネット回線自体が脆弱なのだと思い込んでいましたが、
原因はWi-Fiルーターの劣化だった模様。
「ネットに接続されていません」と表示されるストレス
朝起きた時。家に居た日の夕方にスマホで頻繁に表示されました。
他の端末は繋がっていて、Wi-Fiが切れているわけでは無いのに、接続がしょっちゅう切れる。
切れるものとして、いちいちWi-Fi接続を手動で切って繋ぎ直していました。
繋ぎ損ねたままモバイル通信が消費されまくってたことも(泣)
Wi-Fiルーターの寿命は4〜5年
Wi-Fiルーターに寿命があるとは知りませんでした。
- 接続が切れる・不安定
- 通信速度が遅くなる
- 電源が入らない
こんなことを感じているとしたらルーターの寿命の可能性が高いです。
私は今まで引っ越しなどでたまたま3年以内で替えていたので気づかなかったのですが、
熱や埃などで使用すると自然と劣化していくものとのこと。
一人暮らしの頃に購入したので接続機器の増加も負荷をかけていたのかも知れません。
使って3年半やったけど、使い方によって寿命は前後するから症状が出てたら買い替え時かも。
Wi-Fiルーターの選び方
買い替えるにあたって調べることになったものの、「全然わからん」というのが本音。
比較に大切なのは以下の3点です。
「これさえチェックすればOK!」というこの3点について解説します。
使う場所の広さ(間取り) & 接続台数 & 最大通信速度
Wi-Fiを使う場所の広さ&間取り
商品パッケージや商品のWEBページに下記のように対応できる範囲を記載してくれています。
- 戸建て :◯階建
- マンション:◯LDK
これが使う場所より小さい数字(間取り)でなければOK。
Wi-Fiルーターは家の中心に置くことが推奨されているのですが、
難しい場合はこの数字が大きいものを選びましょう。
家の中心&少しでも高い位置がベスト
長いケーブルで調整したり棚の上に置けると◎
接続台数の確認
これも同様に紹介されているのですが、
- 接続台数:最大同時接続数
- 人数 :常に接続しておく数
といったイメージで選ぶと良いです。
こちらもギリギリの数字ではなく余裕を持ったスペックで選ぶのがおすすめ。
スマホ×人数分・PC・TV・レコーダー・エアコン・その他家電
数えてみると思った以上に多いことも…
最大通信速度|Mbps(メガビーピーエス)の基準と目安は?
結論から言うと2,401Mbps以上あれば良いです。
パッケージなどでも良く見かける『◯◯◯◯+◯◯◯Mbps』という表記。
Mbpsは1秒間に通信可能なデータ量を表す単位です。
数字が大きくなるほど通信速度も速くなります。
前後の数字がそれぞれ5GHz (ギガヘルツ)と2.4GHzの最大通信速度を表しています。
5GHz (ギガヘルツ)と2.4GHzについては次の項目で解説するで
- 5GHz:1,201 / 2,401 / 4,803Mbps
- 2.4GHz:573 / 1,147Mbps
この組み合わせがモデルによって違い、数字の大きいものほど高性能なのです。
- エントリーモデル:1,201+573Mbps
- ミドルモデル :2,401+573Mbps
- ハイエンドモデル:4,803+1,147Mbps
※メーカーによって、それぞれ下一桁が違う場合あり
ハイエンドモデルは確かに性能が良いのですが、価格が3万円台となり高級です…
一般家庭ならミドルモデルで十分かと思われます。
PCはほとんどが2,401MbpsなのでPCを使用するならやはり2,401Mbps以上が◯。
スマホ中心の方は価格が抑えられるエントリーモデルも検討の余地ありです。
BUFFALOのWi-Fiルーター
エントリーモデル:1,201+573Mbps
ミドルモデル:2,401+573Mbps
ハイエンドモデル:4,803+1,147Mbps
5GHz(ギガヘルツ)と2.4GHzの違い
先ほど出てきた5GHzと2.4GHz違いを知っておくと使い分けにも便利です。
「数字とか記号とかやめて!」と言わずに
これだけわかっていればルーターの性能も見分けられるので読んでいってください。
5GHzとは
2.5GHzに比べ通信速度が速い周波数帯です。
基本的にWi-Fiのみに利用される周波数(Bluetoothなどとは別)で、
電波干渉を受けにくく安定した通信ができるのがメリット。
ただし離れた場所や障害物、遮蔽物は苦手で電波が弱くなってしまいます。
2.4GHzとは
電波が遠くまで届き、遮蔽物にも強いのがメリットです。
デメリットは家電製品やBluetoothなど、
同じ2.4GHzの周波数帯を使用するものの干渉を受けやすい所。
干渉を受けると通信が不安定になり動画が止まるなどの不具合が出ます。
集合住宅(マンションなど)では他の部屋の影響を受ける場合もあるようです。
周波数帯の使い分け
Wi-Fiを接続する際に選択しますが、いつでも変更できます。
もちろん端末によって接続先の変更も可能。(PCは5GHz・タブレットは2.4GHzなど)
- 通信速度重視 5GHz
- 到達距離重視 2.4GHz
バッファローの場合は真ん中に2Gや5Gと記載があるのでわかりやすいです。
Wi-Fi6Eはオーバースペック?
ルーターを調べたら『Wi-Fi6』や『Wi-Fi6E』と見慣れない用語が出てきて
「???」となったアナタへ。
「結局新しいハイスペックな方がいいんでしょ!」
その判断の前に知って欲しいことをお伝えします。
Wi-Fi6Eとは
6Eなんて聞き慣れませんが、無線通信の規格のことです。
一つ前の『Wi-Fi6』では5GHz(ギガヘルツ)と2.4GHzの2つの周波数を使っていましたが、
新たに6GHzを追加で使えるようになったのが『Wi-Fi6E』という規格です。
使える数が増えることで混雑を避けられ、ネットを快適に使えるようになります。
選択肢がたくさんあるイメージ
Wi-Fi6Eは端末側も対応でないと意味がない
「よし、Wi-Fi6Eのモデルを買えばいい!」と思われがちですが、
この規格を使える端末(PCやスマホ)がまだ少ないのです。
iPhoneでは15Pro/15Pro Maxでないと使えないのでご注意を。
私の調べでは、一つ前の『Wi-Fi6』で十分だと感じました。
私が選んだのはバッファローの【WSR-3000AX4P】
わが家が今回の買い替えに選んだのはバッファローの【WSR-3000AX4P】
- 2人暮らし
- 接続端末は7台(常に接続するのは最大5台)
- 間取りは2LDK
この条件以上のスペックならOKだったので、申し分ない性能だと判断して選びました。
商品の性能
- ミドルモデル:2,401+573Mbps
- 戸建:3階建 / マンション:4LDK に対応
- 接続台数:18台(最大同時接続数)
- 人数:6人(常に接続しておく数)
- 5GHzアンテナが3本で安定した高速通信
- ワイドバンド5GHz対応で動画などの大きいデータも安定通信
などなど、書き出すとまだまだあるのですがこの辺で…
調べて購入しましたが何しろ門外漢で説明を何度読んでも「ふぅん」
というレベルの感想しか持てないほど難しいです。
使う場所の広さ(間取り) & 接続台数 & 最大通信速度
ここをポイントに選べば失敗することはまずないでしょう。
交換後のWi-Fiの調子
ルーターの交換後、まずInstagram(インスタ)の画像読み込み速度の変化を感じました。
アプリ立ち上げ後すぐ表示されるので、今までは遅かったんだと再認識。
勝手に接続が切れてしまうことも今では全くありません。
快適なネット環境になり嬉しい限りです。
まとめ|Wi-Fiルーターの寿命を見極めて快適なネット環境を
知識がなかったばかりにストレスフルな日々を過ごしていたなんて…と悔やまれます。
- 引越し
- ネット回線の変更
- 接続機器の増加
- 4年以上の使用
上記のタイミングで見直しができているとこの悩みとは無縁でいられそうです。
最近「Wi-Fiの調子が悪いな」と感じている方はルーターの見直しも、
解決策の一つとして取り入れてみてくださいね。