オイルヒーターのデメリットは?古いモデルでも暖かい?|デロンギ【レビュー】
私がデロンギのオイルヒーターを購入したのは13年ほど前。
貧乏学生で安アパートに住んでいた頃、
部屋のエアコンは年季が入っていてつけるとタバコ臭い風が出るのがストレスでした。
ガスや灯油のストーブは使用禁止だったので、
ホットカーペットとオイルヒーターを冬のお供にして暮らしました。
就職して生活水準が変わっても愛用しているオイルヒーター。
長く付き合える家電としての魅力をお伝えしていきます。
デロンギオイルヒーターとは
デロンギオイルヒーターは遠赤外線の熱線による「輻射熱」
によってお部屋を暖かくします。
太陽が地球を暖めるように床や壁など部屋全体をあたため、
体の芯からポカポカさせてくれる暖房器具です。
オイルヒーターカテゴリー19年連続1位
オイルヒーターのランキングで19年連続1位(引用:デロンギ公式HP )を取り続けています。
実際に検索してみましたが、家電量販店でもAmazonでも楽天でも1位でした。
購入者満足度92%
買って満足と答えた人が92%(引用:デロンギ公式HP )ってすごいですね。
星も4.0以上ついているので安心して購入できます。
私が愛用しているオイルヒーター『H770812EFS』
私が使っているのは
『デロンギオイルヒーター(サーマルカットフィン24時間電子タイマー付き)/H770812EFS』
とてもシンプルで昔ながらの24時間タイマーと3段階の出力設定。
苦学生でもなんとか買える値段(現在値上がりしていますが購入当時は1万円台)だったのと、
ちょっとレトロなデザインが気に入って購入しました。
13年間何のトラブルもなく、今も現役です。
古いモデルでも暖かさは十分感じられます。
故障がなくてメンテナンスしなくても長く使えるのってすごい!
デロンギオイルヒーターのデメリット
デメリットを理解していないと「思ってるのと違った」となってしまうかも。
気になるところを理解した上でお迎えしましょう。
電気代が高い(ってホント?)計算してみた
電気代が高いと聞き、一番ネックになっている方もいらっしゃるでしょう。
冬はおうち全体の電気代がグンと上がる時期なので
「オイルヒーターを使ってから高い!」
と思ってしまうかもですが、計算するとそれほどでもないですよ。
私はベッドルームで使用していて、
強さは3段階の真ん中「700W」で8時間(寝る前〜起きる少し前)の使用。
1kWh¥27で計算すると、
消費電力×使用時間×1kWh単価=1日あたりの金額
0.7kWh(700/1000)×8時間×¥27=¥151.2
一月(30日)で¥4,536
計算するとそれほど高くないかも。
本体はめちゃくちゃ重い
これは事実ですね。
私の使用しているモデルで12.0kgあります。
他のモデルも軽くて8.5kgでした。
『デロンギ マルチダイナミックヒーター/MDHU09-BK』
大体どのモデルも10kg程度はあるので、
戸建のおうちで「シーズン毎に階段で運ぶ必要がある」方は要注意です。
キャスターが付いているため平面的な移動は問題ありません。
引っ越しで1回運んだけど腰いわすかと思った…
瞬間あったかとは程遠い
オイルを温めて輻射熱で部屋全体を暖めるので、
「付けた瞬間から暖かさを感じる」ことはできません。
タイマーを活用して家に帰る30分前から稼働させたり、
上手く付き合ってあげてください。
ちゃんと設定しとけば帰った瞬間「あったか〜!」てなるで
広い部屋はニガテ
上位モデルでも適用は13畳までです。
私が使っているものは3〜8畳、寝室は6畳ほどなので問題ありません。
壁や天井が遠いと暖まり辛いと感じてしまうでしょう。
暖め始めはパチパチ音がする
オイルを暖め始めた時は本体内部と外気温の温度差によりヒーター内部で結露が発生します。
その結露がオイルに落ちると「パチパチ音」がします。
大体稼働から15分ほどで収まります。
知らないと「故障?!怖い!」となりますが、知っておけば安心ですね。
オイルが暖まれば音はしないので静音と言えそうです。
最初知らんかって「ヤバイ!」て思ったの懐かしい
デロンギオイルヒーターのメリット
『買って良かった』そう自信を持って言えます。
デメリットなんて吹き飛ぶ魅力。
良いところをしっかりお伝えしていきます。
無風で埃が立たないので空気がキレイ
アレルギー体質、気管が弱い方には特におすすめです。
エアコンの風はハウスダストを巻き上げて空気を汚します。
風が出ないオイルヒーターならそんな心配から解放されます。
冬は服とかからも埃が出易いから余計神経質になるもんね
ガス器具のような臭いがない=不快感なし
ガスや灯油を使う暖房器具は暖かいのですが、
使い始めや火を消した際に臭いが出るもの。
あの嫌な臭いが全くしないのはオイルヒーターならではです。
あの臭い嫌いで毎回息止める〜
乾燥しにくいから身体に優しい
風が出ないので空気を乾燥させにくいです。
室温が上がると自然と乾燥はするので全くないとは言えませんが、
エアコンによる乾燥と比べると段違いです。
乾燥肌&気管支弱い&アレルギー体質な私にはメリットしかありません。
寝室で使ってて加湿器が要るほどでもないから
寝る時は「濡れタオル」を干してるで
サーモスタットで熱くなりすぎなくて安心
お子さんやペットがいるおうちでは暖房器具によるヤケドも不安要素ですよね。
オイルヒーターの平均表面温度は60℃〜80℃です。
熱くなりすぎないので触った瞬間にヤケドしてしまう心配は少ないでしょう。
より安全に使用するにはオイルヒーターガードを設置するのがおすすめです。
瞬間的には大丈夫でもやっぱり熱いからガードがあると安心♪
結露防止にもなってカビ対策にも
わが家の寝室は北側にありベットの脇に北向きの窓があります。
冬場、何もせずに寝ると朝には窓が結露でべちゃべちゃに…
窓のサッシだけでなく壁も湿気てカビるのも時間の問題でした。
そんな悩みもオイルヒーターを窓のすぐ下で使う事で改善されました。
窓からの冷気も防げて快適です。
お手入れが簡単でストレスフリー
いつものお手入れは埃をさっと払うだけでOK。
エアコンのようなフィルター掃除、ストーブのようなオイル交換、
そんな面倒なお手入れとは無縁です!
汚れにくいのでお手入れもし易いですよ。
めんどくさがりにはありがたい…!
買い替えるならマルチダイナミックヒーター
高級なハイスペックモデルも続々登場しているデロンギオイルヒーター。
私がいま買い替えるとしたらどれがいいか、真剣に考えました!
私なら、『デロンギ マルチダイナミックヒーター/MDHU09-BK』
こちらで決まり!
高級ですが長く使えるものなので!
お値段以上の使い勝手や性能の進化を感じられる商品です。
13畳まで対応のモデルもあるで
スタイリッシュなデザインになってる〜
おしゃれなインテリアとも馴染みやすそう!
従来の2倍の速度であたたまる
従来品よりも速暖性に優れており、
外気温5℃から20℃に暖めるまでに必要な時間はわずか25分。
ディスプレイ付きで操作が簡単
ディスプレイがついた事でより直感的な操作が可能に。
室温の設定ができるのはありがたいです。
アナログなモデルも可愛いけど、やっぱり「わかりやすさ」も大事!
ecoモードで節電
無駄なあたため過ぎを防ぐことで消費電力を抑えられます。
勝手に省エネしてくれるのは嬉しいですね。
まとめ|オイルヒーターは買って損しない
デロンギのオイルヒーターは、古いモデルでも満足できる商品です。
私は本当に買って良かったです。
長年使い続けられる耐久性も性能も申し分ありません。
「どうせ長く使うのなら良いものを」という方には
Wi-Fi搭載の最上位モデルもおすすめです。
『デロンギ マルチダイナミックヒーターWi-Fiモデル/MDHAA15WIFI-BK』
寒い時期のお供に、快適なおうち時間を叶える
デロンギオイルヒーターをぜひ取り入れてみてください。